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2020年サマーインターン選考の記録

 ·  ☕ 6 分で読めます  ·  ✍️ _da1kong

こんにちは、だいちです。

2020年4月からサマーインターンの選考を受けていました。エンジニアとして初めてのインターン選考だったのでかなり手探りでした。ある程度落ち着いたので、選考の記録について共有します。

選考当時のスキル、レベル感

選考を受け始めた 2020 年 4 月あたりから 6 月ぐらいまでの私のスキルやレベル感です。エンジニアとしての業務経験はなく、自分で手を動かしてアプリ開発をしたり、アルゴリズムの勉強をしてきました。

  • プログラミング歴 1 年程度(2019 年 3 月ぐらいから開始)
  • 普段使っている言語:Python, JavaScript(React.js, Node.js)、TypeScript を少し
  • 個人開発:ブログ、掲示板、ツール、slack ボットなど
  • AtCoder:緑 (最高)
  • 業務経験なし

インターン選考関連の感想

エントリーシート

当初は技術的なことを聞くものが多いと思っていましたが、エンジニアであってもしっかりパーソナルなことを聞いてくる企業は多いという印象でした。なのである程度しっかり時間を作って、ガクチカや過去の経験から自分の考えを整理する必要があると思います。私は自分の伝えたい内容はしっかり整理し、いい感じのエピソードがまとまったら会社ごとの形式に合わせて体裁を整えて作成しました。ES の内容をベースに面接が進むことも多かったです。

コーディング試験

AtCoder がギリ緑の実力ですが、概ね戦えたと思います。ただ企業によっては英語の問題であったり、SQL でのデータ分析やちょっとした Web っぽい処理を問う問題も出題されることがあるので、その辺りは個別で準備が必要だと感じました。また標準ライブラリを使わずに、アルゴリズムの説明をさせる問題を出題されることがあるので、中の仕組みも理解することも重要だと思いました。

面接

結論ベースで端的に話す等の面接テクはたくさんありますが、場数を踏むことで慣れていくことも重要に感じました。私の場合は、得意な技術や希有な経験等の能力推せるポイントがあまりないと思っていました。なので今まで独学で学んできたことや、作ったサービスでの試行錯誤した過程をしっかり話して、モチベーションが高いことを伝えられるように準備しました。実際に今まで作ったアプリやどのように学んだかを聞かれることが多かったので、効果的だったと思います。

会社別の記録と感想

受けた企業はサービス開発をしている Web 系の企業が多かったです。事業内容にはそこまでこだわりはなかったため、エンジニアとしてのスキルアップやチーム開発ができるインターンを中心に受けました。

V 社

逆求人経由でエントリーし、合格しました。書類を出して 1 週間後に面接の日程を組んで頂き、そのスピード感に驚きました。面接はかなりしっかりで 3 人の方と 2 時間近く行ったのですが、話しやすい雰囲気を作ってくださったので楽しかったです。1 人のエンジニアの方に「うちに来たら化けるかも?」と言ってもらえたのがシンプルに嬉しかったです。過去の参加者の体験記を読むとこぞって最高だというので、今から楽しみです。

F 社

事前試験後の面接で落ちました。React でアプリを作ったのですが、データを LocalStorage で保存するところが結構辛かったです。面接では聞かれたことに対する回答がスムーズに出なかったり、相手の意図した回答ができませんした。結果は残念でしたが、面接後にすぐフィードバックをくれたので自分の理解に繋がりました。

V 社

逆求人経由でエントリーしました。コーディング試験通過後の面接で落ちました。ライブコーディングテストが初めての経験で上手くいかなかったです。問題は難しくはなかったので、初めてじゃなければ受かってたかもと期待があり残念でした。

M 社

逆求人で知りエントリーして、書類選考で落ちました。ES ではパーソナルな項目はなく、過去の開発経験をメインで回答する感じだったので、純粋に経験と技術力不足だと思います。最近 TL を見ていると、美味しそうなものが郵送された写真が流れてくるので羨ましいです。

P 社

書類選考で落ちました。GitHub 選考は自信なかったので、通常でエントリーしましたがダメでした。友人は GitHub 選考で通っていたので、開発の量ではなくてクオリティをしっかり見ていたと思います。

S 社

逆求人で知りエントリーして、書類選考で落ちました。フィードバックで「色々開発している点は評価できるが、フェーズ的に Rails 初心者は難しい」とのことです。Rails はまたいつかやりたいと思います、多分..。

O 社

逆求人で知り、エントリーしました。連絡期限を切れても何の音沙汰もないので落ちていると思います。これがいわゆるサイレントお祈りってやつなんですかね…

1 ヶ月半後に書類選考の結果を頂きました。しかし既に始まっているインターンがあり、以降の選考の日程調節が難しいため辞退しました。

P 社

Wantedly 経由でエントリーしました。企業の文化が好きで働きたいと思っていたのですが、連絡が来なくて残念です。

N 社

15 分程度簡単な面談をさせて欲しいだったので内容を軽く話す感じなのかと思いきや、3 人現れて最初に自己紹介と志望動機を聞かれタジタジになり上手く話せませんでした。結果はまだですが、厳しそうです。

R 社

7 月に入ってからエントリーし、合格しました。コーディング試験と面接を参加者全員集め、1 日使って行う感じでした。面接官の方が話しやすい雰囲気を作ってくれたので、素直に話せました。合格後に評価点を伺ったところ「独学ながら十分なプログラミングの知識をお持ちな点、高いモチベーションをお持ちな点」を評価したとのことでした。後者のモチベーションは嬉しいですが、前者のプログラミング知識は運が良かったです。コーディング試験の結果と、面接で上手く自分の今まで学んだ事を伝えられたからだと思います。

W 社

書類選考待ちです。通年募集なので、夏のインターンが一段落してから改めて受けるのもありかなと考えています。一旦取り下げるかもしれません。

I 社

ベンチャーっぽくないところも試しに受けてみようと思い、エントリーしました。ES に GitHub やポートフォリオを書く欄がなかったのが少し驚きで、文化の違いを感じました。結果はまだ出ていません。

M 社

某 tix でコーディングチャレンジがあったので、試しに挑戦したらコーディングに合格しました。ただ他のインターンと重複したので、辞退しました。

まとめ

現状では 8 月と 9 月に1つずつで計2つのインターンが決まりました。未経験でもなんとか拾ってもらえたので良かったです。合格を頂いた 2 社とも、最初に意識していた学び方やモチベーションを評価してもらえたことは、今後の自信に繋がりました。またインターン選考過程を経験できただけでも良い収穫になりました。次回以降で考えている方はそこまで日程被りなどは気にせずに、行きたいところを全て受けた方が良いです。

参加したインターンは体験記を残そうと思います。これから頑張ります。

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Daichi (@_da1kong)
著者
_da1kong
Software Developer